しっぽを追いかけて

ぐるぐるしながら考えています

Unity と猫の話題が中心   掲載内容は個人の私見であり、所属組織の見解ではありません

Unity 2D URP Visual Effect Graphで雲をつくる

※ これは 2023/02/23 時点の Unity 2022.2.7f1 の情報です

最新版では動作が異なる可能性がありますのでご注意ください

前回星空を作ったので、今度は空に Visual Effect Graph を使って雲を浮かべたい

雲を浮かべる

まずは Unity 公式下記ブログ記事にある素材 WispySmoke03Flipbooks をダウンロードして拝借

blog.unity.com

解凍して WispySmoke03_8x8.tga を Unity のプロジェクトにインポートしておく

Unity 公式素材

次に前回同様 VFX Graph を新規作成して名前を clouds にする

VFX の設定は以前やった砂ぼこりのものとほとんど同じ

https://www.matatabi-ux.com/entry/2022/04/28/100000www.matatabi-ux.com

Spawn から Initialize Particle まではこんな感じで場面に応じて適宜座標やサイズなどなど調整

Spawn と Initialize Particle

Flipbook の素材を使うので、Update Particle には Flipbook Player を設定、Output Particle Quad にはさっきダウンロードした WispySmoke03_8x8 のテクスチャを 8x8 のサイズで設定

Set Color over Life の経過時間による色の変化は外出しプロパティ化したけど動的に変化させる必要がなければ不要

Update Particle と Output Particle Quad

もともとあった stars の VFX を Hierarchy の Visual Effect の子供に移動、さらに今回つくった clouds もこんな感じで並べて追加

VFX の配置

これでお試し実行

雲を流す

砂ぼこりエフェクトも色を調整すれば雲が浮かんでいるように