しっぽを追いかけて

ぐるぐるしながら考えています

Unity と猫の話題が中心   掲載内容は個人の私見であり、所属組織の見解ではありません

Unity URP で降雪パーティクルを作る

※ これは 2022/03/25 時点の Unity 2021.2.16f1 の情報です

最新版では動作が異なる可能性がありますのでご注意ください

HD-2D のいろいろ続き

せっかく 3D 空間で Sprite を表示するのだから、3D でよく使うパーティクルを合わせてみたい

というわけでとりあえず簡単そうな雪が降るパーティクルを URP で作ってみる

降雪っぽいパーティクル

まずは暗めの平面、背景に Sprite を置いた Scene を用意

適当な Scene

Particle System を Hierarchy 上に追加

Particle System 追加

追加した Particle System の設定変更

基本設定の Prewarm(あらかじめパーティクルを生成しておく)にチェックを入れ、Start Lifetime(寿命)、Start Speed(移動速度)、Start Size(大きさ)、Gravity Modifier (重力:落下させるために必要)を Random Between Two Constants を選び、2値間のランダムな範囲にして調整

基本設定

次に EmissionRate over Time を少な目にして時間当たりの生成量を調整、ShapeBox の箱型にした上で、Position.Y を増やして少し上から降ってくるように、Scale.YScale.Z を 0 にして横一直線の生成範囲に設定

Emission と Shape 設定

Color over LifetimeColor0%100%Alpha 0、20%80%Alpha 255 の Blend モードに指定して、フェードイン・アウトするように設定

Color over Lifetime のグラデ設定

最後に RendererMax Particle Size で最大サイズを調整し、Sorting Layer に Sprite より前面に来るレイヤーを追加したうえで指定

Renderer 設定

これでプレビューしてみると・・・

降雪っぽいパーティクル

降雪っぽいパーティクルになった