※ これは 2016/12/11 Windows 10 Anniversary Edition(10.0; Build 14393)、Unity ver.5.5.0f3(Windows版) 時点の情報です
最新版では動作が異なる可能性がありますのでご注意ください
前回 は Unity 5.5 版にアップデートした HoloToolkit で視線追従カーソルが表示されるように移行してみました
今回は下記の記事でやっていた UnityEditor 上での視線移動機能を移行してみます
Unity 5.5 版の HoloToolkit に移行直後は、Main Camera に設定しておいた ManualCameraControl のスクリプトの参照がはずれていました
どうやら新しい HoloToolkit では ManualCameraControl の代わりにより汎用的な GameControllerManipulator というものを使うようになったようです
スクリプトの参照がはずれているところの右にある〇の部分をクリックして、GameControllerManipulator.cs をアタッチし直します
ManualCameraControl はカメラの動きを操作できるようにする機能だけでしたが、この GameControllerManipulator はカメラに限らず GameObject を入力操作で動かす機能を提供するもののようです
動かす軸に応じて利用する入力設定の名前を指定することでカメラなども動かせるというわけです
この入力設定の名前は UnityEditor のメニューの [Edit]-[Project Settings]-[Input] から開ける「Input Manager」のパネルに設定するものを選択します
HoloLens に限らず Unity のアプリを作る際にはこの入力設定を利用することが一般的なので、こちらに入力設定の指定を統合したということでしょう
今回はデフォルト設定に入っている設定名を流用して下記のように指定することにしました
ここまでできたら UnityEditor 上で実行!
マウスホイールによる変化量が小さすぎて、奥行移動が鈍くなっちゃってますがとりあえず UnityEditor でカメラを動かすことができました!