しっぽを追いかけて

ぐるぐるしながら考えています

Unity と猫の話題が中心   掲載内容は個人の私見であり、所属組織の見解ではありません

Flutter の開発環境を構築してみる

※ これは 2020/01/18 時点の flutter v1.12.13 の情報です

最新版では動作が異なる可能性がありますのでご注意ください

Electron + Vue.js のアプリが試せたので、今度は Flutter を試したい

まずは下記手順にしたがって環境構築を始めます...

flutter.dev

上記サイトに Flutter SDK のリンクがあるのでこちらからダウンロード

Flutter SDK

この zip をダウンロードしたら適当な場所に解凍します...今回は D:/Tools/flutter に解凍しました

次に Windows の場合は環境変数 PATH を編集します

スタートボタン右の検索窓に「環境」と入力し、出てくる「システム環境変数の編集」を押下

環境変数の編集を検索

「システムのプロパティ」ウィンドウが開くので、「環境変数」ボタン押下

環境変数ボタン

システム環境変数の「Path」を選び「編集」ボタン押下

環境変数ダイアログ

「新規」ボタンを押して先ほど解凍した flutter ディレクトリの中の bin までのパスを追加します...今回は「D:/Tools/flutter/bin」でした

Path の編集

追加が終わったら「OK」ボタンを2回押下して2枚のウィンドウを閉じながら反映させます

自分の場合、手順前にすでに設定が終わっていたので省略しますが、Android Studio のインストールと、Android 端末の USB デバッグの有効化を済ませておきます

次に適当なフォルダで VSCode を開きます

VSCode の左端から拡張機能のアイコンボタンを押下、flutter で検索して出てくる拡張機能をインストールします

Flutter 拡張機能のインストール

ここで VSCode のターミナルを開いて次のコマンドをたたきます

flutter doctor

Android Studioプラグインがないと言われましたが、今回は VSCode を使うので無視してよさそう

環境確認

何か問題があったら解消方法が表示されるようなのでそれにしたがいます

さらにターミナルからコマンド実行

flutter create fsample

これで fsample という名前のプロジェクトが作成されるはず

flutter プロジェクト作成

できたら lib/main.dart を選択します

main.dart

するとウィンドウのフッターに Flutter のバージョンと接続している Androidバイスが表示されるはず

この状態で F5 キー押下で Androidバイスへのインストールと実行

※ 初回だけアクセス許可のダイアログが出るので承諾します

Flutter サンプル

Android の方を見たらちゃんと実行された!