しっぽを追いかけて

ぐるぐるしながら考えています

Unity と猫の話題が中心   掲載内容は個人の私見であり、所属組織の見解ではありません

猫に噛まれたら大変なことになった話

Microsoft MVP の受賞報告が飛び交っている時期だが・・・自分は応募してないのでもちろん何もなし!

その代わりに先日とんだ災難に遭ったのでその話を書くことにした

その災難が何かというと、これ

包帯ぐるぐる巻き

そして犯人は

下手人

猫!(悪そうな顔!)

この飼い猫に年に一度の予防接種を受けさせに行ったらそこで大暴れして本気噛みされたという顛末

どうも待合室でずっと吠え続けた犬がいたせいで、恐怖でパニックになったことが原因らしく、吠え声が聞こえないよう外に出て待っていればよかった

犬歯がざっくり親指の付け根に突き刺さったものの、所詮猫なのでそれほど大きな傷にはならなかった

とりあえず動物病院の洗面台で傷口を石鹸洗浄し水道水ですすぎ、絆創膏を貼って圧迫止血、これで十分か?と思ったがそんなに甘くなかった

噛まれてから2日後くらいに傷周辺が赤くはれて熱をもつように・・・パスツレラ症というものを知り内科と皮膚科兼任の病院へ

案の定、症状を伝えたら危険度が高いと判断され最優先で診察に

分析用に傷口から検体採取、アルコール消毒、軟膏塗布、包帯圧迫、破傷風ワクチン注射(自己負担)、抗生剤投与

という感じで冒頭のぐるぐる巻き状態の大ごとに

今回は噛まれどころがよかったのか、普段のランニング習慣で免疫力アゲアゲなので細菌をものともしなかったのか、それほど悪化もせずに済んだ模様

猫より犬の方が噛まれたら大変なイメージはあるが、実際は逆で、猫の方が牙が小さく鋭いので、傷口が小さく深くなるため悪化しやすいらしい

傷口が深いと細菌がより内部まで侵入するし、傷口が小さいとふさがるのが早かったり、細菌が排出されにくく体内で繁殖してしまうのだとか・・・

うちの猫は大型なので犬歯も大きめで傷口が広めになったことがよかったらしい

今回はそれほど大事には至らなかったものの、猫に噛まれたら下記のように対処した方がよかったみたい

  • すぐに洗浄して「流しっ放し」の水道水で傷口を5分以上すすぐ ※流水しながらじゃないとダメ
  • ハンカチなど清潔な布で傷口を抑え、圧迫止血
  • 止血できたら病院へ(早ければ早いほどよく救急外来でも構わない)
  • 受診する病院は、皮膚科・形成外科・整形外科のある総合病院がよいが、感染症対策が重要なのでとりあえず皮膚科専門病院でよさそう
  • 猫に噛まれたこと、噛まれてからどのくらい時間が経っているかも医師に伝える

高齢だったり糖尿病など基礎疾患があって免疫力が低い人は悪化しやすく、放置したりして対処が遅れると患部が壊死して切断とか、最悪敗血症起こして亡くなったりすることもあるらしい

くわばらくわばら・・・