Electron で Hello world
※ これは 2019/11/29 時点の node.js v13.2.0 Electron v7.1.2 の情報です
最新版では動作が異なる可能性がありますのでご注意ください
Electron の開発環境はできたので、今度は自力で Hello world してみます
例によっておもむろに VS Code で適当なフォルダを開き、ターミナルで下記コマンドを実行
mkdir hello cd hello npm init
npm init
では下記の質問がありましたが、Enter 連打ですべてデフォルト設定にしました
質問項目 | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
package name | パッケージ名 | {ディレクトリ名} |
version | バージョン番号 | 1.0.0 |
description | 概要 | なし |
entry point | 最初に実行する js ファイル名 | index.js |
test command | テスト用コマンド | なし |
git repository | git 用リポジトリ名 | なし |
keywords | 検索用キーワード | なし |
author | 作者名 | なし |
license | ライセンス指定 | ISC |
Is this OK? | 最終確認 | yes |
これで package.json
というプロジェクト設定ファイルができました
次に下記コマンドをターミナルでたたいて Electron の必要環境をインストール
npm install electron
description や repository 指定がないと警告出ましたがとりあえず無視してよさそう
これで Electron アプリのプロジェクト構成はできたっぽいので、最低限必要なファイルを追加します
まずは、hello ディレクトリ直下に下記 index.js を作成
// electron の必要ライブラリをインポート const {app, BrowserWindow} = require('electron') // 一時変数用意 let mainWindow = null app.on('ready', () => { // メインウィンドウを生成 mainWindow = new BrowserWindow({ webPreferences: { nodeIntegration: true, // 先頭行のライブラリインポートに必要 }, width: 800, height: 600, }) // ウィンドウが閉じたら後片付けする mainWindow.on('closed', () => { mainWindow = null }) // index.hrml をウィンドウに表示 mainWindow.loadURL('file://' + __dirname + '/index.html') })
ごくごく最低限のコード
さらに画面レイアウト用の index.html も下記のように記述して同じく直下に作成します
<!DOCTYPE html> <html> <body> <h1>Hello electron!</h1> </body> </html>
ここまで作ったら実行あるのみ!
ターミナルから次のコマンドをたたきます
electron .
ウゴイタアアアアアァァァァ!!