※ これは 2017/09/15 MixedRealityToolkit-Unity for Unity 2017.1.1f1 時点の情報です
最新版では動作が異なる可能性がありますのでご注意ください
とりあえず HoloLens を動かせるようになったので、さっそく MR アプリを作りたい！
というわけで 少し前の Holo Toolkit、Mixed Reality Toolkit を Unity のプロジェクトにに導入してみたいと思います
Unity 2017.1.1f1 以降をインストールして起動したらまずは Unity の 3D プロジェクトを作成し UnityEditor で開いておきます
次に下記 MixedRealityToolkit for Unity の GitHub の release タブから .unitypackage ファイルをダウンロードしてダブルクリック実行します
インポート用ダイアログが開くのでそのまま Import ボタンからインポート
インポートが終わったら Hierarchy ビューの Main Camera と Directional Light をまず削除します
次に Hierarchy ビュー上で右クリックメニューから Create Empty を選び「Managers」という名前で空の GameObject を作ります
さらに Project ビューの検索窓に「t:Prefab」と入力し、Prefab を絞り込み表示したのち、DefaultCursor.prefab、HoloLensCamera.prefab は Scene の直下、InputManager.prefab だけは Managers の配下にドラッグドロップで Hierarchy ビューに配置します
そして Hierarchy ビューの Managers に EventSystem を追加します
最後に UnityEditor の [HoloToolKit]（名前が昔のまま）-[Configure] の下にある Apply から始まる3つのメニューを実行します
Apply HoloLens Capability と Apply HoloLens Project Settings はプロジェクトごとに、Apply HoloLens Scene Settings は複数 Scene を作る場合はその Scene ごとに実行します
Apply HoloLens Capability は UWP の権限設定なので必要なものがあれば設定する程度、Apply HoloLens Project Settings と Apply HoloLens Scene Settings はとりあえず Apply しておいた方がよいと思います
ちなみに Apply HoloLens Project Settings の各項目はこんな感じ
- Target Windows Store and UWP : UnityEditor のビルドプラットフォームを UWP にする
- Enable VR and Target HoloLens Device : VR や HoloLens サポートを有効にする
- Build for Direct3D : Direct3D をビルドに利用する（これなくてもよいかも？）
- Set Qualiry to Fastest : 処理速度優先でビルドする
- Enable Sharing Service : 複数デバイス同士のシェアリング機能を有効にする
Apply ボタンを押すだけで Mixed Reality 関連の細かい設定をサクッと実施できるので便利ですね
これでとりあえずの MR 用 UWP アプリの設定は完了みたい
・・・ということで、HoloLens を PC に USB 接続して Build Window からデプロイ
あれぇ～？エラーになった・・・もう少し調べてみよう；
