しっぽを追いかけて

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Blender 2.80 を日本語化する

※ これは 2019/1/11 Blender 2.80 Beta 時点の情報です

最新版では動作が異なる可能性がありますのでご注意ください

ちょっと前回までの Unity からは離れて 3D モデリングツールの Blender のベータ版 v2.80 をインストールしたいと思います

ただのバージョンアップと思いきや、実は v2.79 とは劇的に変わっているからです!

まずは下記サイトを開いて「Try Blender 2.80 Beta」のボタンを押下

www.blender.org

Blender 公式サイト

v2.80 Beta と v2.79 のプラットフォーム選択肢が表示されるので今回は v2.80 Beta、Windows 64bit を選択しました

プラットフォーム選択

このあと zip ファイルがダウンロードされます

ダウンロードした zip ファイルの中身にはインストーラなどは特になく、そのまま起動できるタイプの構成になっています

zip ファイル内部

なので、インストールしたい場所にこの zip ファイルを解凍後、blender.exe をダブルクリックで起動します

起動するとこれまでと違った宇宙的なイメージのスプラッシュが表示されました

スプラッシュウィンドウ

v2.79 を使っていた場合、設定を移行できるようなので、このスプラッシュの「Load 2.79 Settings」ボタンを押下して既存の設定を読み込みます

そして表示される UI、これまでとだいぶ変わっていますね

新旧 UI 比較

すぐに気づくのは右クリックと左クリックの操作が入れ替わっている点

これまでは右クリックで選択だったものが、一般ソフトに合わせるためか左クリック選択になっています

その他の相違点もいろいろ調べたいところですが、とりあえず日本語化の設定を進めます

これまでファイルメニューの中にあった設定画面のメニューは [Edit] - [Preferences] に移動しているのでこちらをまず開きます

設定メニュー

設定画面が開いたら左ペインの「Interface」を選んだあと、アコーディオンの二番目に表示される「Text」を開き、「Language」のコンボボックスを開き、中ほどにある「Japanese」を選択

日本語切り替え

コンボボックスが閉じたら、その上の「Translate UI」のチェックを入れ、さらにその下の3つのチェックボックスツールチップ」「インタフェース」「Translate New Data」をすべて選択状態にして、左下のボタン「Save Preferences」ボタン押下後に画面を閉じます

日本語化

するとこの通り、UI が日本語化されました

日本語 UI

これでいろいろ機能を試しやすくなりました