しっぽを追いかけて

ぐるぐるしながら考えています

Unity と猫の話題が中心   掲載内容は個人の私見であり、所属組織の見解ではありません

HoloLens で Colider を利用せずに Unity の注視箇所表示(不具合修正)

※ これは 2016/05/31 Unity HoloLens Technical Preview ver.5.4.0beta14(Windows版) 時点の情報です

最新版では動作が異なる可能性がありますのでご注意ください

前回 は Colider を利用せずに Button への注視を検出しようとしました

しかし、どうも衝突判定がおかしいということでちょっと Unity Editor 上で GameObject を再点検してみます

というわけで、HoloLens 装着者の頭部と同期する Main Camera に視線方向を表す細長い Cube オブジェクトを追加してみました

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これで視線が交差しているかわかりやすくなったので Unity Editor 上でデバッグ実行してみました

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なんとカーソルの位置がだいぶ手前になっていました

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カーソルを最前面に表示させるために Z 座標を -5(m) していたことが原因だったみたいです

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-5(m) は手前過ぎるので、最低限の補正として -0.05(m) に変更したうえで次は HoloLens エミュレーターでお試し

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今度はきちんと境界通りに判定できているみたいですね!