しっぽを追いかけて

ぐるぐるしながら考えています

Unity と猫の話題が中心   掲載内容は個人の私見であり、所属組織の見解ではありません

Unity でボーンつきのモデルにモーションをつける

※ これは 2018/01/08 Unity 2017.3.0f3 時点の情報です

最新版では動作が異なる可能性がありますのでご注意ください

Unity 上でラッキービーストのモデルをカメラに向くようにしてみましたが、今度は歩きモーションを作ってみます

まずは Hierarchy 上の beast を選択し、Window の Animation を選んでアニメーション編集ウィンドウを表示します

アニメーション編集ウィンドウが表示されたらまずは anim ファイルを新規作成するために Create ボタンを押下

保存先は Assets/Animations/Walk.anim としました

次に Add Property ボタンから左右の足、耳としっぽ関連のボーンの Rotation プロパティを歩きモーションの動作対象として追加しました

さらに 10, 20, 30, 40 フレーム時点に右クリックメニューの Add Key からキーフレームを追加

各キーフレームごとのモデルの姿勢は左上の赤い丸の録画マークボタンを押下し、編集モードに切り替え後、編集したいキーフレームのタイムライン上を左クリックしてから行います

とりあえず、左右の足を振り子のようにスイングさせ、足の動きに合わせて耳やしっぽを動かすように設定してみました

編集モード中に再生ボタンを押下すればプレビューできるので確認してみるとこんな感じ

とりあえずできた、ということで再度赤い丸ボタンを押下し編集モードを停止後、 Assets/Animations に作成されている beast.controller のアニメーションコントローラー定義ファイルを開きます

matatabi-ux.hateblo.jp

上記の記事で以前やったような感じで Idle と Walk のステートを追加し、IsWalking の bool パラメーターによって遷移が切り替わるように設定しました

Idle → Walk と Walk → Idle の遷移の設定は両方とも下記のように Has Exit Time なし、Transition Duration = 0、Interruption Source は Next State にしてアニメの再生完了を待たず即座に状態が切り替わるようにしました

これで歩きモーションの制御はできそう