※ これは 2017/03/12 Blender ver.2.78c、Unity ver.5.5.0f3(Windows版) 時点の情報です
最新版では動作が異なる可能性がありますのでご注意ください
Unity アセットストアの購入した 3D モデルを利用するとき、ちょっとだけ形状を変えたいということがあります
諦めて妥協してそのまま使うか、別のアセットを探すか、という選択のほかに Blender にモデルを取り込んで加工するということもできます
今回は下記のアセットを Blender に取り込んでみたいと思います
まずは適当な Unity のプロジェクトを作成して開きます
その後、Unity の Asset Store のウィンドウを開き、対象のアセットのページを開いて「ダウンロード」および「インポート」ボタンからインポートします
インポートが終わったらアセットに入っている適当なモデルデータを探します
今回のアセットの場合 RecordPlayer/3dobject_FBX のフォルダーにモデルデータが含まれていました
こちらの場所を「Show in Explorer」のメニューで開きます
フォルダーの中の .fbx が 3D モデルデータのファイルなのでこちらのファイルパスを覚えておきます
次は Blender を起動
[ファイル]-[インポート]-[FBX(.fbx)] のメニューを開きます
先ほどの fbx ファイルの場所を開いて選択後、「FBXをインポート」ボタンをクリックします
必要に応じて左下のパネルからインポートの仕方を調整できるようですが、今回は特に必要なさそうなのでそのままインポートします
しかしインポート失敗・・・どうやら fbx の形式が古いようです
こういう場合は下記のコンバートツールを利用します
インストール後に起動するとこんな画面
「Add」ボタンからインポートできなかった fbx ファイルを選択しコンバート対象に追加します
さらに右側の「Destination format」が最新のフォーマットになっていることを確認し、「Convert」ボタンをクリックしてコンバートします
コンバートしたファイルはデフォルト設定だと対象ファイルの場所に「FBX 2013」フォルダーが作られてその中の同名ファイルとして追加されます
このファイルを Blender で再度インポート
今度は無事取り込めました!